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ダカールラリー:サインツが優勝争いから脱落

2015年01月08日 13:10  AUTOSPORT web

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ダカールラリー2015のデイ5で、メカニカルトラブルにより優勝争いから脱落したカルロス・サインツ(プジョー2008DKR)
2015年のダカールラリーは7日、チレシト~コピアポ間909km(SS315km)のデイ5が行われ、ナッサー・アル-アティヤー(ミニ・オール4レーシング)がステージ優勝し、2番手との差を8分に広げて総合首位を維持している。また、2014年王者ホアン・ナニ・ロマ(ミニ・オール4レーシング)がステージ2位を獲得している。

 ロマはデイ2でオイル関連のトラブルに見舞われ7時間以上をロスしたことで、優勝戦線からは離脱しているものの、このステージではトップから約3分遅れの2位に入り王者の意地をみせた。総合でも5つ順位を上げ50番手となっている。

 総合3番手だったオルランド・テラノバ(ミニ・オール4レーシング)と、4番手だったカルロス・サインツ(プジョー2008DKR)はメカニカルトラブルに見舞われ、総合優勝の権利を失ってしまった。この結果、デイ4で3位を獲得したヤジード・アル-ラジ(トヨタ・ハイラックス)が総合3位へ浮上し、インペリアル・トヨタから参戦するジニール・ドゥビリエ(トヨタ・ハイラックス)とともにトヨタ・ハイラックスが総合順位2番手、3番手となった。


 デイ4で躍進したプジョー勢は、サインツが優勝戦線を離脱したものの、ステファン・ペテランセル(プジョー2008DKR)がステージ5位の快走をみせ、総合12番手まで順位を上げている。

 四輪市販車部門での連覇に挑む日本のチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、三橋淳/アラン・ゲネック組がクラス首位を維持。ニコラ・ジボン/三浦昂組は1分45秒遅れのクラス2番手となっている。トラッククラスの日野チーム・スガワラ勢は、菅原照仁/杉浦博之組516号車が総合26位。菅原義正/羽村勝美/若林葉子組524号車は総合31位となっている。

 ダカールラリー2015のデイ4ハイライトは、J SPORTS3で22時~22時30分に放送される予定だ。