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呼吸を調えて“ストレスゼロ”体質になろう

2015年01月08日 00:02  オズモール

オズモール

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楽しかった冬休みが終わり、いつもの日常がスタート。仕事にストレスはつきものだけど、負の感情はできるだけためずに過ごしたいもの。そこで、職場でできるストレスを静める呼吸法を、呼吸アドバイザーの椎名由紀さんに教えてもらおう! 「パソコンやスマートフォンを使う現代人は猫背になりやすく、呼吸が浅く速くなりがちです。姿勢を正して鼻からゆっくり息を吐けるようになると、心がすっきりして体の力みもとれ、こりかたまった気持ちがほぐれていきます」(同) オフィスでのシーン別にできる呼吸法はこちら。ぜひチャレンジしてみて! <デスクワークの合間にトライできる呼吸法> イスに浅く腰かけて、仙骨の下(尾骨の少し上あたり)を体内にギュッと入れ込むようにして姿勢を正す。頭のてっぺんを天井に押し上げるようにイメージしながら、下腹部の奥を意識して、鼻で深く長い呼吸をする。 「仕事の合間に1分行うだけでもリフレッシュできて、集中力も効率も上がります」(同) とはいえ、仕事中は油断するとすぐに猫背になってしまうという女子も多いはず。 「そんな方は、トイレに立ったときなどに、腹式呼吸をしながら、こり固まった筋肉を伸ばしてみましょう。まず頭の上で両手を組んで、手のひらをグーッと押し上げながら、鼻から息を吐きます。吐く息がなくなったら、また鼻から吸って、今度は吐きながら、上半身を右側に倒して、右斜め上に押し上げます。左も同様に。肋骨と腸骨を引き離すイメージでストレッチしながら呼吸するのがポイントです」(同) <イラッとした心を沈める、ふんわり深呼吸> 仕事中にイライラしたときは、怒りを静める「ふんわり深呼吸」を試してみよう。自分をふんわり抱きしめるように、右手のひらを左のバストの下に、左手のひらを右のバストの下に当てて、手で触っている部分が動くのを意識しながら鼻でゆっくり呼吸をする。 「これは肝臓をそっと抱きしめる呼吸法です。実は、肝臓は怒りによってダメージを受けてしまう、ストレスが影響しやすい臓器なのです。最近怒りっぽいな、イライラして仕方ないな、と感じたら、ふんわりと手のひらで肝臓をいたわりながら、ゆっくり呼吸することをおすすめします」(同) ストレスは呼吸で撃退できる。今日から習慣にすれば、毎日笑顔で過ごせるようになるはず! 椎名由紀呼吸アドバイザー。体内対話株式会社代表。第40代ミス東京第1位。高校時代から15年続いた心身の不調を江戸時代の禅の呼吸法で克服し、「ZEN呼吸法」をメソッド化。レッスンや講演などで幅広く活躍中。著書に『呼吸美メソッド』(双葉社)、『若返り美人呼吸~がんばらないZEN呼吸法で別人のように若返る!』(ベストセラーズ)などがある。ZEN呼吸法をもっと知りたい人は「ZEN呼吸法」で検索してみて!【オズモール】