back numberの楽曲“世田谷ラブストーリー”をもとにした短編映像作品が公開された。
“世田谷ラブストーリー”は、昨年3月にリリースされた同バンドのアルバム『ラブストーリー』の収録曲。今回公開された短編映像『世田谷ラブストーリー』は、同曲をもとに行定勲が監督、脚本、演出を手掛けた、若い男女2人の物語となる。出演者には、映画『桐島、部活やめるってよ』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』などの浅香航大、映画『TOKYO TRIBE』などの清野菜名が名を連ねている。
なお、back numberは1月21日にニューシングル『ヒロイン』をリリース。また、2月25日には初のライブ映像作品『“love stories tour 2014~横浜ラブストーリー2~”』を発表する。同作には、『ラブストーリー』のリリースを記念したツアーの追加公演で、昨年9月14日と15日に行われたライブの様子が収録される。初回限定盤は、ツアーの密着映像などを収めた2枚組仕様となるほか、フォトブックなどが付属する。
【行定勲監督のコメント】
『世田谷ラブストーリー』は誰にも一度は経験のあるもどかしい恋心を描いた名曲である。若い男女の具体的な歌詞だったので、ただなぞらないように脚本を作りました。ラストシーンは撮影していて目頭が熱くなりました。
ほろ苦さとさわやかさが混じった後味の残る青春映画になったと思います。
【浅香航大のコメント】
世田谷ラブストーリーは大好きな曲でした。身近な世界観の歌詞とメロディーが胸に響きます。映像と歌詞がリンクし、相乗効果でそれぞれを引き立て、また新鮮に曲を楽しむ事が出来感動しました。とてもタイトなスケジュールでスタッフさんは殆ど寝ずに撮影に挑みました。その中でも決して妥協は無く、一つ一つ振り絞るような気持ちで楽しみながら演じました。行定さんとお仕事させて頂くのは二度目で、行定さんに「俺の作品ではふざけてるだろ」なんて冗談を言われたことがありますが、行定監督を信頼して自分が活き活きしているんです。沢山の方に観て楽しんでいただきたいです!
【清野菜名のコメント】
せんじ君といちこの一つ一つのリアクションが甘酸っぱくて、片思いの空気感が可愛い2人ですよね。いちこが酔っ払ってせんじ君におんぶしてもらうところは予想以上にテイクが重なってしまったので浅香君に申し訳なかったです(笑) 行定監督は常に的確な指示をくださるので私も自信を持ってできました。back numberさんの詩は共感する部分が多くて、頭の中で絵が動き出すから、聴いていて心がキュッとなりました。ボーカル清水さんの声が魅力的で、好きです。 劇中でいちこが口ずさむ「高嶺の花子さん」は、撮影が終わった今も気付いたら口ずさんでいるくらいハマってしまいました。