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ケータハム、初回のヘレステスト参加は買収交渉次第

2015年01月07日 14:10  AUTOSPORT web

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最終戦のグリッドでチームスタッフに声をかけられ、記念撮影に応じる小林可夢偉
ケータハムF1チームの管財人は、期限内にチームの買収先が決まらない場合、最初のプレシーズンテストに必要な資金を出すつもりはないという。

 ケータハムは、昨年10月に深刻な資金難から経営破綻に陥り、管財人の管理下に置かれた。彼らは、アメリカGPとブラジルGPを欠場することを余儀なくされ、230名のスタッフも解雇している。

 一方、2015年を迎えた各チームは、2月1日(日)にヘレス(スペイン)で幕を開けるプレシーズンテストの準備に余念がないが、ケータハムの共同管財人であるヘンリー・シナーズは、チームのテスト参加にかかる費用を捻出する考えはないと語った。

「買収候補との交渉は続いている。しかし、テスト前にチームの買収先が決まらない場合、我々としても資金を出すことはない」と、シナーズが語ったとBBC Sportが報じている。
「私は何も除外しないが、我々がこれまでと同じ立ち立場で最初のレースを迎えるようなら、チームを救う可能性は実質的に無いといえるだろう」

 シナーズは、昨年12月に3つの買収候補と交渉していると語っていたが、これらの候補とは今週後半にも交渉が予定されているように、今もチーム獲得への関心は維持されているという。

 彼は、未だ正式なオファーは届いていないものの、昨年12月22日に開かれたチームの債権者ミーティングでは、引き続き買収先を模索するという管財人の提案が指示されたと語っている。