世界中に存在するさまざまな彫刻のなかでも、香港のアーティスト、Li Hongbo氏が手がける作品は異彩を放っている。
「Shadow of Knives」と名付けられたシリーズの素材は、なんと“包丁”!
金属部分を切り絵のように細かくカットし、ワシやトナカイなどの動物を浮かび上がらせているのだ。
その繊細なディテールは息を呑むほど美しいのだが、刃物の鋭さ、そして金属の冷たい質感が、見る者にどこか物悲しさをも感じさせる。
有刺鉄線の前に動物が佇む作品などを見れば明らかなように、「Shadow of Knives」には、動物の虐待や乱獲に対する批判のメッセージが込められているという。
作品をもっと見たい人は、Tumblrをチェックしてほしい。彼の想いが胸に“刺さる”ことだろう。
Tumblr
https://www.tumblr.com/search/shadow%20of%20knives
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