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マネーフォワードのプレミアサービスを使ってみた

2015年01月06日 16:21  Techable

Techable

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『180万人が利用する無料家計簿』として人気のあるMoney Forward(マネーフォワード)。

今回、月々500円のプレミアサービスを30日間無料で使えるキャンペーンを実施中! 早速プレミアサービスを使ってみた。



まずは、無料登録。アカウント名とパスワードを新しく設定する他に、FacebookやYahoo IDで簡単に登録することができる。



アカウントができたら早速、金融機関と連携。



■1788社を登録可能! 家計簿を自動作成

マネーフォワードの特に素晴らしい点は、計1788社(2015年1月6日現在)金融機関を登録するできるところだろう。銀行口座から、証券、FX、レジットカード、年金、そして携帯電話、アマゾン、楽天などの通販アカウントも登録できて、どの口座からどこで何を買ったのか自動的に集約されるようになっている。



 

あっという間にネット上から情報が集められ、自動的に資産内訳やバランスシートがパイチャートや折れ線グラフになって、一目でわかるようになる。



ここまでくると気になるのがセキュリティー面。マネーフォワードでは、金融機関やコンシューマー向け大規模ネットワーク等でセキュリティ業務に従事してきたメンバーが、金融機関と同じ水準でのデータの保護を行っているという。 金融機関にアクセスするためのデータは全て暗号化して保存されているそう。

ちなみに、マネーフォワードはアプリ版も無料で使える。ウェブバージョンをそのままアプリに凝縮し、銀行との情報共有も早い。例えばデビットカードで引き落とした金額が、ものの数分で反映される。

ここまでは無料サービスと同じ。

早速アプリから、プレミアサービスを申し込む。iTunes App Storeを通じて利用料を支払うことができ、決済も簡単だ。



■プレミアムサービス その中身とは?

このサービスの目玉は、公開パーソナルコンサルティング。

ファイナンシャルプランナーのプロ集団が、ユーザーからの質問に答えるメルマガを読むことができる。質問フォームに書いて送信すれば、回答がメールマガジンの記事の一部として返答される仕組みだ。



また、もう一つの特徴は、ファイナンシャルプランナー深野康彦氏が監修した未来シミュレーター「よそQ」。

1年ごとに昇給し、60歳で定年退職した場合の簡易診断がグラフ化される。詳細設定では、住宅ローン残高や家族構成(結婚予定の人は相手の収入も入力可能)なども細かく入力でき、自分の将来の金融資産がどう動くのか、予想図がグラフで簡単にわかる。



ただ、一見細かいシュミレーションにも、限界はあるよう。

今は『保険の窓口』など貯蓄や老後を見据えた相談が無料でできる時代。今時点のプレミアムサービスの内容に毎月500円を払う価値があるかは疑問なところだ。



一見便利なアプリも、情報がありすぎて逆に分かりにくくなっている印象もある。例えば、総額資産は表示されるけど、どの口座にいくらあるのかを調べられない。近年は複数の銀行口座を持って貯蓄用、引き落とし用、生活費用などと分けてやりくりしている人も多いのでこれは大きなマイナス点だ。

とはいえ、ウェブ経由で日々のお金の動きが無料で管理できるマネーフォワードは、試してみる価値がある。月々500円のプレミアムサービスの30日間の無料期間は2015年1月8日申し込み分までなので、登録はお早めに!

無料の家計簿アプリ・クラウド家計簿ソフト-マネーフォーワード Money Forward

 (Writer: Saera Jin)