F1ドライバーとして活躍したジャン-ピエール・ベルトワーズが脳卒中を患った後に77歳で死去したことが分かった。
フランス出身のベルトワーズは、2輪レーサーとしてキャリアをスタート、国内シリーズで11回のタイトルを獲得した後に4輪レースに転向した。
1964年にはスポーツカーレースでのクラッシュで重傷を負い、骨折した腕の機能は完全には回復しなかった。
しかしベルトワーズはその後F3とF2に参戦、1967年にマトラから正式にF1デビューを果たした。
翌年には初表彰台を達成、1972年にBRMに移籍し、この年のモナコで彼にとっては唯一の、BRMにとっては最後の優勝を獲得した。
1974年末でF1での活動を終えたベルトワーズは、その後スポーツカーやツーリングカー、ラリークロスなどの競技に参戦した。