ラーダは、2015年のFIA世界ツーリングカー選手権に投入する新型車両『ベスタ』の新しいカラーリングを発表した。
昨シーズン、WTCC初優勝を含むシーズン2勝を挙げたラーダは、2015年から現行のグランタに代わるニューモデルとして、ベスタのTC1マシンで新シーズンに参戦する。
このベスタは、昨年8月のモスクワ国際オートサロンですでにコンセプトモデルが発表されていたが、今月4日、ラーダ・スポーツは、新たにゴールドとオレンジを基調とした新使用のカラーリングを公開した。
マシンは、昨年導入された新たな車両規則にのっとり、オーバーフェンダーやリヤウイングの大型化が特徴的となっているが、スポンサーロゴにおいても、昨シーズンまでチームを全面的にサポートしていたルクオイルに代わって、ロシア最大の国営石油企業『ロスネフチ』のロゴが掲げられている。
ラーダは、2015年もハフとジェームス・トンプソン、ミハイル・コズロフスキーという3台体制を堅持。すでに今シーズンに向けてマシン開発を順調に進めており、1月末には3台のベスタをテストデビューさせる予定でいる。