2015年を迎えたF1は、今月末の新車発表を皮切りに、再び慌ただしいシーズンの幕があがる。
今シーズンのF1は、3月15日(決勝)にオーストラリアのメルボルンで全20戦におよぶ戦いがスタートする。現在、各チームは、新車の完成および来月にスペインで予定されているプレシーズンテストに向け、急ピッチで準備を進めている。
新車に関しては、すでに昨年末に複数のチームがFIAのクラッシュテストをクリアしたことを明らかにしており、フェラーリに至っては1月下旬にオンラインで新車を公開するとの情報があるほか、昨年のチャンピオンチームであるメルセデスも、チームボスのトト・ウォルフが今月中旬にシルバーストンで新車をシェイクダウンさせたいと語るなど、2月最初の公式テストまでは新車に関するさまざまな情報が飛び交うことになりそうだ。
各チームのパフォーマンスを占うプレシーズンテストは、2月1日(~4日)にスペインのヘレス・サーキットでスタートする。2週間後の2月19日(~22日)からはバルセロナに舞台を移し4日間、26日(~3月1日)からは開幕前最後となる合同テストが同じバルセロナで予定されている。
今年からマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰するホンダの動向にも注目しておきたい。ホンダは、例年2月はじめにその年のモータースポーツ参戦体制を発表していることから、F1の体制についてもここでより具体的な情報が明らかにされるかもしれない。
また、昨年までF1に参戦していた小林可夢偉の2015年がどうなるのかも、大いに気になるところ。可夢偉からの朗報も待ちたい。