オランダの絵本作家でグラフィックデザイナーのディック・ブルーナ氏が描く「ミッフィー」(うさこちゃん)が、2015年で誕生60周年を迎える。
この誕生60周年を記念し、2015年4月15日~5月10日まで、松屋銀座にて「ミッフィー展」が開催されることになった。
今回の展覧会では、過去最大規模で公開される原画やスケッチを約300点展示。なかでも、1955年に初めて描かれたファースト・ミッフィーの原画は世界初披露。
初期のとんがり耳から、やわらかな丸みが愛らしい現在の姿まで、ミッフィーとブルーナ氏の60年を、直筆の原画やスケッチとして目にすることができる非常に貴重な機会となる。
「ありがとう」とコンセプトに展開する「ミッフィー展」では、2015年から2016年にかけて東京や名古屋、大阪、神戸、福岡など日本全国を巡回。
ミッフィーの歴史を辿る充実の展示内容に加えて、今回は、作者であるディック・ブルーナ氏の新たな一面もクローズアップする予定で、若い頃に描いた油彩画や、奥さんのイレーネさんのために描いた、かわいらしい「朝食メモ」なども紹介されるそう。
また、デルフォニックス製の文具や雑貨や、60周年を記念したぬいぐるみ、アクセサリー、お菓子などオリジナルグッズの販売もあり、ファースト・ミッフィーを忠実に再現したフィギュアも登場する。
子どもの頃、誰もがいちどは絵本やぬいぐるみなど、その愛らしい姿に癒やされたミッフィーに「ありがとう」の気持ちを込めて、ぜひ足を運んでみたい。
生誕60周年記念「ミッフィー展」公式サイト
http://www.miffy60-exhibition.jp/
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