DTMドイツツーリングカー選手権で、2015年もメルセデスベンツをドライブすることが決まったゲイリー・パフェットは、早期の契約決定が2015年に向けた準備の好材料になると語った。
パフェットは、10月の時点でメルセデスから2015年もDTMに継続して参戦することが明らかにされており、その時点ではBMW、アウディを含めた3メーカーで最初に15年シーズンへの参戦が決まったドライバーとなっていた。
この早めの決定についてパフェットは、2014年にわずか5ポイントでランキング22位となったキャリアワーストのシーズンの後で、15年に向けた改善を行うために大いに役立つだろうと語っている。
「チームにとっても、他のメルセデスドライバーにとっても厳しいシーズンだった。クルマだけじゃなく、チーム全体も組み立て直さないといけなかった」とパフェット。
「でも、そんなチームの一員であれて嬉しい。僕たちは来季に向けてハードに仕事して、より強くなることができるんだ。すごくいいニュースだと思うよ。早く契約したことで、僕たちは来季へより早く仕事を進めることができるんだからね」
2015年に向けてメルセデスのドライバーとして決定しているのはパフェットひとりだが、来季大きくドライバーラインナップは変更されないだろうと言われている。ただ、来季メルセデス陣営にはARTグランプリが加わることになり、少なくともひとりはドライバーを加える必要がある。