2015年の全日本ラリー選手権のJN5クラスに、新たに『MINI CROSSOVER RALLY TEAM』が結成され、ミニ・クロスオーバーが参戦することになった。
1月からスタートするダカールラリーをはじめ、ミニは世界でさまざまなモータースポーツで活用されているが、日本車がこれまで参戦車の多くを占めてきた全日本ラリーに、楽しみな存在としてミニが登場することになった。
登場するミニは、5ドアのミニ・クロスオーバー・ジョン・クーパー・ワークスで、ラリー界の名門キャロッセが車両を製作、メンテナンスも担当する。パートナーにはスーパーフォーミュラでもお馴染みのレノボ・ジャパン、ミニ・ジャパン等多くの企業が決まり、体制は実に強力そう。
現在マシンは製作中だが、このチームのマネージャー、そして自らドライバーを務めるのは、14年にスーパーGT300クラスでドライバーズチャンピオンを得たGOODSMILE RACING & Team UKYOで、大橋逸夫ゼネラルマネージャーだ。
ただ、2015年に向けて体制はまだまだ強化中で、何よりコドライバーもまだ「募集中」だという。しかし来季に向けて一歩ずつ歩みが進められている様子が、チームのオフィシャルブログからうかがい知れる。
MINI CROSSOVER RALLY TEAMが挑戦するJN5クラスは、トヨタ86/スバルBRZ等のマシンがライバルとなる。ミニがJRCでどんな存在感を示すか、大いに楽しみにしたいところ。まずはチーム公式サイト(http://minijrc.com)を見てみよう。