プジョー・スポールは、2014年にERCヨーロッパラリー選手権とWRC世界ラリー選手権に参戦したクレイグ・ブリーンとの契約を更新し、2015年もERCとWRCに参戦させることを発表した。
2011年のジュニアWRCでタイトルを獲得し、翌年のSWRCでもチャンピオンを獲得したブリーン。2015年はワークスのプジョー208 T16でWRC2に7戦、ERCに9戦参戦することとなる。
ブリーンは2014年のERCアクロポリスラリーで優勝する活躍をみせたが、デビューイヤーのプジョー208にメカニカルトラブルが多数発生したためタイトル争いにかかわることができなかった。
ブリーンは「ERCのタイトル獲得が最優先事項のときに、引き続きプジョー・スポールと一緒に活動できることを喜んでいるよ」と語った。
「2014年は簡単な年ではなかったね。僕たちには運が無くて、208 T16のデビューシーズンでもあったから。でも、今はすべてがうまくいっているよ。プジョーラリーアカデミーで参戦するのは3年目になるから、クルマが速さと信頼性を兼ね備えていることとチームが素晴らしいことは知っているしね」
「2015年はエキサイティングだけど忙しい年になりそうだ。僕のプログラムにはプジョーのサポートを受けて、ERCと同じチーム、同じマシンでWRC2に7ラウンド参戦するプランが含まれているからね」