2013年からWRC世界ラリー選手権へ参戦しているロバート・クビカは、2015年も引き続きWRCへ参戦することを正式に発表した。自身のメインスポンサーであるポーランドのオイル企業ロトスの支援を受け、2014年と同様フォード・フィエスタRS WRCをドライブする。
2015年に向けて、サーキットレースへ復帰するかWRC参戦を継続するか検討しているといわれていたクビカだが、先日WRC開幕戦モンテカルロへのエントリーが明らかになり、WRC参戦継続が濃厚とみられていた。
クビカは「自分が置かれている状況から判断して、より挑戦しがいがあると感じたWRCへの参戦を続けることにしたんだ」と、決断の理由を語った。
「この決断をするのにとても時間がかかったけど、プレッシャーはまったくなかった。だから焦らずじっくりと考えることができたよ」
「コ・ドライバーのマチェク・スチェパニャクと一緒にフォード・フィエスタRS WRCをドライブすることになる。僕はまわりと比べてWRCの経験が少ないから、2014年に乗っていて特性を把握できているクルマを使えることは、助けになるんじゃないかな」
また、自身にとっての2015年初戦はWRC開幕戦モンテカルロになると述べ、2014年に逆転優勝を成し遂げたERCヨーロッパラリー選手権開幕戦ヤンナーラリーへは参戦しないことも付け加えた。