ニューヨーク近代美術館のコレクションに仲間入りした「Kinematics dress(キネマティックドレス)」が、話題を呼んでいる。
「Kinematics dress」とは、直訳すると「運動学的ドレス」。
素材は一般的な洋服に使用される綿や絹などではなく、3Dプリンタで生み出された合成素材のパーツだ。
2279個の三角形と3316個の接続点で構成されたそのルックスは幾何学的で、モードな風格に満ちている。
まとう人の動きや立ち居振る舞いに合わせてサラサラと動くシルエットが、立体的で美しい。
「人の体は3次元なのに、衣類は平らな材料を苦労してつなぎあわせている。」と語るデザイン会社の「Nervous System」。
これからの時代、私たちの服も3Dプリンタで作られるようになるのかもしれない。
Nervous System
http://n-e-r-v-o-u-s.com/index.php
・ファッション(まとめ)