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『岡崎京子展』の展示内容が明らかに、原画300点超展示&小沢健二ら寄稿のカタログも

2014年12月22日 12:40  CINRA.NET

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『リバーズ・エッジ』カバー原画 ©岡崎京子/宝島社
1月24日から東京・芦花公園の世田谷文学館で開催される『岡崎京子展』の詳細が明らかになった。

1983年に雑誌『漫画ブリッコ』でデビューした岡崎京子。『pink』『リバーズ・エッジ』といった作品で知られ、映画化もされた『ヘルタースケルター』では、『文化庁メディア芸術祭』マンガ部門優秀賞および『手塚治虫文化賞』マンガ大賞を受賞した。1996年に交通事故に遭い、現在は自宅療養を続けている。

今回明らかになった同展の正式タイトルは『岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ』。単行本に未収録の作品も含む300点を超える原画をはじめ、学生時代のイラストやスケッチ、1980年から1990年代の作品掲載誌、蜷川実花監督の映画『ヘルタースケルター』の関連資料などが展示される。会場では祖父江慎とコズフィッシュがデザインを手掛けたオリジナルグッズや、約400ページの展覧会カタログも発売。カタログには、よしもとばなな、小沢健二、大塚英志、椹木野衣らが寄稿しているほか、桜沢エリカ、安野モヨコ、しまおまほによる鼎談、様々なジャンルの作家による岡崎京子へのトリビュート作品も収録される。

さらに関連イベントとして、岡崎京子が愛する映画『ひなぎく』の上映会や、宮沢章夫によるレクチャー『ニッポン戦後サブカルチャー史 岡崎京子特論』、ZINEや編みぐるみを作るワークショップなども開催される。参加方法などの詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。