フェルナンド・アロンソは、新生マクラーレン・ホンダで成功をつかむためなら、多少の時間もいとわないと語った。
今月11日、マクラーレンF1チームは、2015年のレースドライバーとして今年14年限りでフェラーリを離脱したアロンソの加入とジェンソン・バトンの残留を発表した。
来年34歳を迎えるアロンソは、フェラーリ時代になし得なかった自身3度目のチャンピオン獲得を目指している。彼は、2015年から新たにホンダのパワーユニットを搭載する新生マクラーレン・ホンダが、再び勝者に返り咲くと確信している。
「僕がここにいるのは勝つためだけど、いきなり最初から勝つということではない」と、アロンソはSky Sportに語っている。
「長期的な関係のなかで勝利するためにここにいるんだ」
アロンソは、成功を手にするまでにたとえ時間がかかったとしても、途中でチームを見捨てるようなことはないと言う。
「仮に、僕らに学習する期間が必要になったとしても、僕はここで共に働くことを約束するよ」
マクラーレンのボスであるロン・デニスは、アロンソと結んだ3年契約に途中解除を可能とする条項はないと、BBC Sportに語っている。