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2014年のJRPAアワードは中嶋一貴が大賞に。特別賞は亀谷長純が受賞

2014年12月19日 12:10  AUTOSPORT web

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2014年のJRPA大賞を受賞した中嶋一貴
二輪、四輪問わずモータースポーツの報道写真家たちによって構成されるJRPA(日本レース写真家協会)は、12月15日に行われた総会で、会員たちがその年いちばんのフォトジェニックとして選出する『JRPAアワード』の2014年大賞として、中嶋一貴を選出したと発表した。

 このJRPAアワードは、記録や戦績だけではなく、その競技においていかにフォトジェニックで、フォトグラファーの“写心”をくすぐる存在であるかで決定するもの。競技スタイルや立ち振る舞いがフォトグラファーにとって魅力的であり、常に話題や撮影機会を提供し得る存在であり、“いかに『アツく』してくれるか”と言う視点で選ばれる。ドライバーやライダーに限らず、チームやマシンが選ばれたこともある。

 2005年からスタートしたJRPAアワードは、今年で10回目。その記念すべき大賞に選ばれたのは、スーパーフォーミュラでのチャンピオン獲得をはじめ、2014年に大活躍をみせた中嶋一貴だ。JRPAアワードで大賞に選ばれたのは2012年以来で、二度目の受賞はアワード始まって以来となる。

 また、特別賞には二輪ロードレースで長年活躍、今季限りの引退を表明した亀谷長純が選出された。各賞の選出理由、これまでの受賞者は下記のとおりだ。

JRPA AWARD 2014『大賞』:中嶋一貴
今シーズン、スーパーフォーミュラで自身二度目のタイトルを獲得。ル・マン24時間では日本人初のポールポジション。スーパーGTでもタイトル争いを繰り広げ、成績とともに数々の素晴らしいシーンを提供してくれた。また、フォトグラファーに対しても常に紳士的で協力的であった。

JRPA AWARD 2014『特別賞』:亀谷長純
今季限りで20年におよぶ選手生活からの引退を表明。長きにわたり全日本ロードレース選手会の事務局長として、ライダーの安全環境の改善などに尽力するとともに、選手会としてフォトグラファーの撮影リクエストにも協力いただいた。

歴代受賞者:(敬称略)
第1回(2005年)大賞:服部尚貴     特別賞:伊藤真一
第2回(2006年)大賞:鈴鹿サーキット  特別賞:北川圭一
第3回(2007年)大賞:ヨシムラジャパン 特別賞:大嶋和也
第4回(2008年)大賞:松田次生     特別賞:石井正美
第5回(2009年)大賞:ホンダNSX     特別賞:青山博一
第6回(2010年)大賞:小林可夢偉    特別賞:伊藤真一
第7回(2011年)大賞:水谷勝      特別賞:アンドレ・ロッテラー
第8回(2012年)大賞:中嶋一貴     特別賞:中須賀克行
第9回(2013年)大賞:山本尚貴     特別賞:加賀山就臣