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タイヤ責任者 浜島裕英氏のフェラーリ離脱が発表

2014年12月18日 07:50  AUTOSPORT web

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2014年アブダビテストでの浜島裕英氏(フェラーリ)
フェラーリは、タイヤパフォーマンス分析を担当する浜島裕英氏が今年末でチームから離れると発表した。

 浜島氏はブリヂストンでモータースポーツタイヤ開発ディレクターを務め、ブリヂストンがF1にタイヤを供給していた1997年から2010年までの14年間にわたって現場の指揮を執っていた。その後、フェラーリからの熱心なオファーを受け、2012年シーズンを前に同チームに加入した。

 フェラーリは17日、浜島氏が2014年末でチームを去ると発表した。

 フェラーリは、低迷した2014年の間に次々に上層部が入れ替わり、1勝もできないままシーズンが終わった後、2015年シーズンに向けて、大規模な体制変更を行っている。
 4月に当時チームプリンシパルのステファノ・ドメニカリ、7月にはエンジン担当のルカ・マルモリーニがチームを去った。9月にフェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロが離職。11月にはフェルナンド・アロンソの離脱が発表され、代表がマルコ・マティアッチからマウリツィオ・アリバベーネに変更となった。新代表は組織再編に取り組み、12月16日にチーフデザイナーのニコラス・トンバジスとエンジニアリングディレクターのパット・フライの離脱が発表されていた。