ホンダは17日、2015年1月12日からアメリカのデトロイトでスタートするノースアメリカ・インターナショナルショーで、アキュラNSXの市販バージョンを公開すると明らかにした。
ホンダのスーパースポーツであるNSXは初代が1990年にデビュー。2005年まで生産され、2012年に将来の市販化を見据えた“2代目”アキュラNSXコンセプトが公開された。その後、2013年の東京モーターショーではホンダNSXコンセプトが公開され、市販に向けブラッシュアップが進められていった。
一方で、2014年からはスーパーGT500クラスでホンダNSXコンセプト-GTがデビュー。富士スピードウェイでの第5戦で優勝を飾るなど、モータースポーツ界ではすでに活躍もみせている。
NSXについては、これまでホンダからは北米でまず市販がスタートし、その後順次グローバルに販売されていくとされていたが、その市販バージョンが1月のデトロイトショーでワールドプレミアされることになった。現時点ではティザー画像と30秒の映像、そして3モーターとツインターボから成るパワーユニットという情報しか公開されていない。
「次世代のNSXは、NSXという名がもつスーパーカーの遺産を引き継ぎ、新しいスポーツカーの体験を提供する」と語るのは、アキュラの上席副社長を務めるマイク・アッカービティ。
「NSXは、アキュラブランドの究極のパフォーマンスを再び表現するものとなる」