フェルナンド・アロンソは、今年フェラーリで非常に苦しい戦いを強いられたが、2015年の跳ね馬は再び強力なパフォーマンスを整えてくると信じている。
今シーズン、アロンソとキミ・ライコネンというふたりのチャンピオンを擁したスクーデリアだが、チームは1993年以来の未勝利に終わり、コンストラクターズ選手権でもウイリアムズに敗れ、4位でシーズンを終えた。
アロンソとイタリアチームは今年の夏頃に関係が悪化し、アロンソはフェラーリと結んでいた契約を2年早め、マクラーレン・ホンダに移籍することを決めた。
彼は今年、2010年にフェラーリに加わって以来、初めて勝利を手にすることができなかった。
だが、スクーデリアが新しいパワーユニットのレギュレーション下で満足なスタートを切れなかったとしても、アロンソはチームの財政的かつ技術的なリソースが、依然として跳ね馬を主要なコンテンダーに推し上げると考えている。
「今、外側からフェラーリがどういう状況にあるのかを判断するのは難しいが、彼らのもとには優秀な人々やリソースが揃っており、それに誰もがモチベーションを備えている。だから、いずれ彼らは勝つ」とアロンソ。
「この5年間、彼らにはあと少しのマシンパフォーマンスや技術的なリソースそのものが足りなかったと僕は思っている」
「彼らのマシンは最初は空力、今はパワーユニットにおいてトップレベルになかったんだ」
「しかし彼らには予算がある。したがって来年も本命になるだろう。みんなもフェラーリはF1で勝つと思っているから、そうでなければならないんだ」
「彼らは来年、とても強くなるはずさ」