2015年から日本でスタートするFIA-F4について、シリーズをプロモートするGTアソシエイションは16日、住友ゴム工業株式会社がダンロップブランドで選手権指定タイヤに決定したと発表した。
FIAフォーミュラ4は、2014年まで日本で開催されていたF4とは異なるもので、FIA国際自動車連盟がF3を目指す15歳からの若手ドライバーのための下位カテゴリーとして導入しているもの。F3並みの安全基準をもったカーボンモノコックシャシー、140~160馬力のエンジンを搭載しながらも、厳しいコストキャップが敷かれている。
15年からはGTアソシエイションのプロモートで日本でも行われることが決定しており、すでに8月の時点でGTAから使用シャシーである童夢F110が発表されている。2015年は全戦が日本国内でのスーパーGTのサポートレースとして開催される予定で、1大会2レースで全7大会14戦で争われる。公式予選は1回で、1レースはファステストタイムが、2レースはセカンドベストがグリッドとして採用される。
16日、シリーズをプロモートするGTアソシエイションは、このFIA-F4のワンメイクタイヤとしてダンロップが決定したと発表した。契約期間は2015年から3年間となる。ダンロップはこれまで行われていた東西F4シリーズのタイヤサプライヤーも務めていた。
なお開催に向け、シリーズ名称が『F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP』に定められるとともに、新シリーズのティザーサイト(http://fiaf4.jp)もオープンした。