トップへ

草間彌生やマリメッコも!“泊まれるアート作品”が期間延長

2014年12月16日 19:11  isuta

isuta

写真
愛媛県松山市の温泉街、道後で開催されているアートフェスティバル「道後オンセナート(DOGO ONSENART) 2014」。 その中のプログラムとして注目を集めているのが、道後地区の9つのホテルや旅館の客室を有名アーティストが演出した“泊まれるアート作品”「HOTEL HORIZONTAL(ホテル ホリゾンタル)」だ。 “アラーキー”こと荒木経惟や、ファッションモデルのKIKIなど、第一線で活躍するアーティストが創り出す空間は、訪れる人たちの感性を刺激する。 当初2015年1月12日(月)までの予定であったが、草間彌生、石本藤雄、ジャン=リュック・ヴィルムート、谷尻誠、葉山有樹、皆川明が手掛けた作品の展示の延長が決定した。 水玉と網目を用いた幻想的な絵画を制作する草間彌生は、宝荘ホテルにその世界観を表現。 往年の作品から新作までが一堂に会し、彼女の魂の記憶を辿る、特別な時間を味わえる。 フィンランドの代表的ファブリックブランド「marimekko」のデザイナーとしても活躍した石本藤雄は、「茶玻瑠」とコラボレーション。 当時のデザインで作 られたリネンなどで、和洋を軽やかに融合させたオリジナルルームを創りあげた。 ファッションブランド「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」のデザイナーである皆川明は、11層吹き抜けアトリウムのお洒落な宿「花ゆづき」とコラボレーション。 縁のない真四角な琉球畳で全ての面が覆われた、天井も床も壁も、上下も左右もないような無限に広がる不思議な空間だ。 木が描かれた障子が、ミナ ペルホネンのファブリックを想起させる。 延長期間は各部屋によって異なるので、気になる人は公式サイトをチェックしてみて。 旅館のお風呂や料理を堪能しつつ、アートな空間を独り占めできる、注目のイベントだ。 HOTEL HORIZONTAL http://www.hotelhorizontal-dogo.com/ ・アート(まとめ) ・旅行(まとめ)