2015年にマクラーレンに移籍することが正式発表されたフェルナンド・アロンソが、来年ル・マン24時間にも出場するのではないかといううわさを否定、マクラーレン・ホンダでの仕事に100パーセントの力を注ぎたいと語った。
今年ル・マン24時間を訪れ、スタートフラッグを担当したアロンソは、同レースに対して強い関心を示し、「いつか参加したい」と発言していた。
フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは来年F1に参戦しながらル・マン24時間レースに出場することを明らかにしている。アロンソも同じことを計画しているのではないかとの推測も出ていたが、アロンソは、2015年はマクラーレン・ホンダでの新たなプロジェクトに集中したいと述べ、これを否定した。
「年間通してマクラーレンに100パーセントの力を注がなければ満足できない」とアロンソが述べたとスペインのMarca紙が報じた。
「ここ(マクラーレン)でやるべきことが山ほどある」
「(ル・マンは)大好きなレースだし、F1から引退したときには(出場する)チャンスがあるだろうが、来年に関しては、やるべきことがたくさんあるので出ることはできない」
11日、マクラーレンは2015年のレースドライバーとしてアロンソとジェンソン・バトンの起用を正式に発表した。アロンソはマクラーレン・ホンダの伝説を蘇らせるために戦うと語っている。