ウイリアムズはリリースを発表し、スティーブ・ニールセンがスポーティングマネージャーに就任することを明らかにした。
ニールセンはこれまで、ティレルやホンダ、そしてベネトンなど、27年間にわたりF1の世界で活躍してきた人物。最近では2013年より、トロロッソでスポーティング・ディレクターを務めていた。
ニールセンはウイリアムズ加入にあたり、次のようにコメントしている。
「ウイリアムズの歴史に加わることができて、とても嬉しく思っている。しかも、非常に印象的な2014年シーズンの後、グローブの皆さんと働けるのは非常に嬉しい。私は、チームがサーキットで高い水準で仕事ができ、パフォーマンスを最大限に発揮するための手助けを、確実に行えると思う。ウイリアムズは非常に優秀なチームであり、素晴らしい人材が揃っている。皆さんと共に働くことを、楽しみにしているよ」
ウイリアムズのチーフ・テクニカルオフィサーであるパット・シモンズも、歓迎のコメントを発表している。
「スティーブのF1での豊かな経験は、ウイリアムズが頂点に上り詰めるための助けになるだろう。彼はウイリアムズが再びチャンピオンシップを勝ち獲るために、何が必要で何をしなければならないのかを知っている。我々は非常に優秀で、しかも進歩しているレーシングチームを持っている。スティーブと共に、来年さらに前進できるだろう」
2014年のウイリアムズは、優勝こそ無かったものの、メルセデスAMG以外では唯一ポールポジションを獲得したり、表彰台の常連になるなど大躍進。コンストラクターズランキングも2013年の9位から3位へと急上昇した。来季は、2012年以来の優勝そしてタイトル争いへの復帰が期待されている。