イエス・キリストを描いた映画『サン・オブ・ゴッド』が、1月10日から東京・新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国で公開される。
同作は、これまでもたびたび映画の題材として取り上げられてきたイエス・キリストの誕生から復活までを描いた作品。使徒・ヨハネを語り手に据え、ラザロの復活をはじめとするエピソードを織り込みながら、イエスが行った伝道活動の軌跡を辿ると共に、歴史的な背景とその裏に潜むミステリーを描く。
イエス・キリスト役を演じるのは、ポルトガル出身のディオゴ・モルガド。今回は、端正なルックスからアメリカ公開時には「イエスを演じるにはセクシー過ぎる」と批判されるなど、反響を呼んだ。
なお、製作陣はキリスト役を探す際に「ライオンの強さと小羊の優しさを兼ね備えていること」を目標に掲げていたとのこと。プロデューサーで聖母マリア役も演じるローマ・ダウニーはモルガドの姿を初めて見たとき、「彼だわ。あそこに私たちのイエスがいる!」と叫んだと語っている。