2015年にマクラーレンに残留することが決まったジェンソン・バトンが、新生マクラーレンでホンダやフェルナンド・アロンソと共に戦えることにわくわくすると語った。
マクラーレン・ホンダは12月11日、2015年のレギュラードライバーとしてアロンソの起用とバトンの残留を発表した。
バトンは、自分にとってのアイドルはマクラーレン・ホンダでチャンピオンを獲得したアラン・プロストだとして、感慨を覚えている。
「F1での16年目、マクラーレンでの6年目のシーズンを迎えることになり、とても嬉しい」とバトン。
「フェルナンドも言っているように、マクラーレンとホンダは偉業を成し遂げると僕は信じている。協力し合って全員で、勝つ力のある素晴らしいチームを作り上げるため、努力していく」
「僕はアイルトン・セナを心から尊敬している。でも僕が少年時代に一番刺激を受けたのは、マクラーレン・ホンダでのチームメイト、アラン・プロストの偉業だった。レッド&ホワイトの美しいマシンを勝利、そしてタイトルへと導く、彼の走り。それは僕の心にまるで詩のように美しく映った。それ以来、彼のドライビングスタイルを目指して努力してきた」
なじみの深いホンダと共に働くのが楽しみであり、マクラーレンとホンダのパートナーシップを成功に導くため、全力を尽くすとバトンは述べた。
「新マクラーレン・ホンダの一員となるのは僕ら全員にとって素晴らしい機会だ。ここで自分の仕事を果たすために招かれたことが本当に嬉しい。早く仕事に取り掛かりたくてうずうずする」
「ケビン(・マグヌッセン)がチームに残ることになって本当によかった。彼はとても速いドライバーだし、ひとりの人間としても素晴らしいんだ」
「ホンダのスタッフの方々のことはよく知っている。2003年から2008年に彼らのエンジンを積んだF1マシンで走っていたからね。彼らに対して大きな尊敬と称賛を抱いている。マクラーレンとのパートナーシップを成功に導くため、全力を尽くすことを誓う」
バトンは、マクラーレンに新たに加入したアロンソを歓迎している。
「最後に大事なことを言いたい。フェルナンドのように経験と速さを備えたドライバーをチームメイトに迎えることになり、とても楽しみにしている。協力し合ってうまく働いていけるはずだ」