メルセデスのルイス・ハミルトンは、来年の目標は子どものころからのヒーロー、アイルトン・セナに並ぶ3度目のF1タイトルを獲得することだと語った。
ハミルトンは今年、2008年に続く2度目のF1ドライバーズタイトルを獲得した。今年のタイトルは最初のものより大きな意味を持つと言うハミルトンだが、すでに来年に目を向け、セナに並ぶ3度目のタイトルを狙いたいと考えている。
「昔からアイルトンに追いつき追い越そうとしてきた」とハミルトン。
「今年2度目のタイトルを獲得したから、今後は3度目のタイトルをつかむために努力していく」
「何度もタイトルを取れるドライバーは多くはない。でもチャンスがあればチャレンジできると思う」
「2回目のタイトルは今まで以上に特別なものだし、僕にとって何より重要なものだ。1回目のタイトルも特別だったけれど、時間がたって、1回にとどまらずもっと取りたいと思うようになってきた」
「ここまで乗り越えてきたことを考えると、2回目のタイトルは1回目よりも圧倒的に価値あるものだと思える」
「火が出たりスピンしたり、いろいろなことがあったからね。簡単な一年ではなかった。でもすべてのことに正しく対処できたからこそ満足感がある」
「メルセデスは他のどこより優れたチームだ。来年もトップに立つつもりだよ。自分たちはワールドチャンピオンだという意識で来年に臨むのではなく、一度リセットし、来年はより強力になって戻ってきたい。謙虚にシーズンスタートを迎えなければならない」
ハミルトンは今年19戦中11勝を挙げ、チームメイトのニコ・ロズベルグを破りドライバーズタイトルを獲得した。