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意外と知らないパーティでの名刺交換マナー

2014年12月09日 00:03  オズモール

オズモール

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年末になるとあちこちで開催されるパーティ。不特定多数の人達が集まる場では、どのようにふるまうのが理想的なの? 人材育成やスキルアップのセミナー講師などで活躍する新井淳子さんは、「人脈を増やしたいなら、名刺交換が最大のポイント」と話す。 「大勢が集まるビジネス系のパーティの場合、名刺交換の前後の短い時間しか話せないことが多いものです。だからこそ、いかに名刺交換を通じていい印象を持ってもらうかが大切です」(同) パーティ会場で好印象を与えるために、まず意識したいのは美しい立ち姿。大勢の中でパッと目を引くのは、服装の派手さなどではなく、ピンと背筋の伸びた立ち方なのだそう。 「立食パーティの場合、立っているときの姿勢が美しい人は目立ちます。周囲からも声をかけられやすいので、より多くの人と名刺交換ができ、コミュニケーションがとれるでしょう」(同) また、名刺交換の際に必ず押さえておきたいのが、名刺入れの持ち方。名刺入れは、相手の名刺がタテ型かヨコ型かに応じて向きを変えるのがマナーだって知ってた? 「名刺交換の際、名刺の下に名刺入れを持ちますが、相手の名刺をもらう際、名刺がタテ型なら名刺入れをタテ向きにして受け取るのがマナーです。相手の名刺がヨコ型の場合は名刺入れもヨコ向きにしますが、その際、名刺の開閉部分を自分側に向けて。開閉部分が相手に見えてしまうのはマナー違反です」(同) また、名刺交換のときに名刺ばかりみてしまうと、印象が悪くなってしまうみたい。 「名刺交換の前後は必ずアイコンタクトをしてください。相手と目を合わせる回数や時間が多いほど、相手の印象に残りやすくなります」(同) そして名刺交換後の会話は、できるだけ相手の話の聞き役に徹することを心がけて。 「交流会などの場で自分の売り込みばかりする人がいますが、これもマナー違反です。相手の話と自分の話の割合は8:2と考えて。相手にできるだけたくさん質問をして、共感ポイントがあったら少し大げさなぐらいに相づちを打つなどしてリアクションをすると、相手は必ず好印象を抱くはずです」(同) こうしたポイントを押えておけば、ビジネス色の強いパーティの場でもうまく立ち回ることができ、人脈も増えるのだそう。交流を楽しみながら、上手にふるまってみて! 新井淳子オフィスフローラン代表。日本プレゼンテーション協会認定講師、社会保険労務士。職場の課題発掘と人材育成、モチベーションアップなどを図るコンサルティングやセミナー開催などを行い、スキルアップのサポート役として多方面で活躍中。 【オズモール】