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Tommy Hilfigerからスマホが充電できるソーラーパネル付きジャケット

2014年12月08日 17:31  Techable

Techable

写真
米国の有名ファッションメーカーTommy Hilfigerから、背中部分にソーラーパネルがついたジャケットが登場した。着ながらエコ発電し、スマートフォンなどの端末を充電できるというものだ。
容量6000ミリアンペア
ソーラーパネルメーカーPvilionとのコラボ品で、容量6000ミリアンペアのバッテリーパックがジャケットのポケットに入っている。パネルを通して集められた太陽光が電力に変換されてそこに蓄電される仕組みだ。

ソーラー発電というと、大小問わず設置型のタイプが主流な中で、こうしたウェアラブルのメリットは何かをしながら“ついで蓄電”ができる点だろう。

例えば、仕事などで出歩くことが多く、なかなか電源を確保できない人がこのジャケットを着ていれば端末のバッテリーの心配も減る。

また、環境意識の高い人は外出のたびにこのジャケットを着て蓄電し、出先だけでなく自宅などでも端末充電に活用するという使い方もできる。
バッテリー、パネルは取り外し可能
バッテリーパック、ソーラーパネルともに取り外し可能となっている。バッテリーパックはUSBにつないでも充電できるので、晴れていない日、ソーラーパネルは外して着て出かけモバイルバッテリーとしても活用してもいいし、パネルもバッテリーパックもなしで純粋にコートとして着用することもできる。

ジャケットは男性用、女性用があり、価格は599ドル。売り上げの半分は非営利団体「フレッシュエア基金」に寄付される。

他のメーカーでは、ラルフローレンが心拍・呼吸センサーを内蔵したシャツを開発しているように、テクノロジーを組み合わせたプラスαのアパレル商品はこれからどんどん出てくるのかもしれない。

Tommy Hilfiger