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セバスチャン・ローブ・レーシング、来季に向け共同事業でLMP3マシンを製作

2014年12月07日 10:50  AUTOSPORT web

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セバスチャン・ローブ・レーシング(SLR)とADESS AG、SORAレーシングが創設した『LASモータースポーツ』は来季に向けてLMP3車両を製作している
セバスチャン・ローブ・レーシング(SLR)は、来年から新設されるプロトタイプカーの新カテゴリーであるLMP3クラスの車両を、共同事業で製作することとなった。

 セバスチャン・ローブが率い、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)などに参戦しているSLRは、ドイツのADESS AG、そしてフランスのSORAレーシングとともに『LASモータースポーツ』を創設。来季からELMSとアジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)に新設されるLMP3に投入することを目指している。

 SLRは、マシンの開発と組み立てを担当。昨年までLMP2に投入されていたロータスT128の開発に携わったADESSがデザインを担い、ペスカローロ・チームの車両製作などを担っていたSORAはモノコックを含むコンポジットの製作を担当する。

 マシンの名称などは現在のところ決定していないが、コンストラクターたちがエンジンやギヤボックスを利用可能となる2月には、マシンも走行可能になると見られている。なお、SLR自体はLMP3には参戦しない見込みだ。

「カスタマーたちと戦うことは望んでいないんだ。ワークスのマシンを走らせることにはメリットとデメリットがあるが、もしそれでコンマ5秒速かったとしたら、カスタマーたちに何を言えばいいのだろうか?」とADESSのボス、ステファン・コッセは語っている。