映画『そして泥船はゆく』が、12月13日から東京・新宿武蔵野館で公開される。
映画監督の渡辺紘文、映画音楽家・映画プロデューサーの渡辺雄司が設立した映画制作集団「大田原愚豚舎」の初作品となる同作。栃木・大田原で祖母と2人で暮らす無職の男・平山隆志のもとに亡き父の娘だという少女が訪ねてくる、という物語をモノクロで描いたコメディー作品だ。
怠惰な生活を送る主人公の隆志を演じるのは渋川清彦。さらに高橋綾沙、飯田芳、劇団三十六計のメンバー、96歳の新人女優・平山ミサオらが脇を固める。監督は同作が初の長編監督作となる渡辺紘文。
なお、新宿武蔵野館では同作の上映後にトークイベント『泥船の宴』を開催。渋川と渡辺監督が連日出演するほか、飯田芳、渡辺雄司、フジテレビのドラマディレクター西谷弘、渡辺俊美(TOKYO NO.1 SOUL SET)、渡辺大知(黒猫チェルシー)、映画監督の柳町光男、サードウィンドウフィルムズ代表のアダム・トレル、『東京国際映画祭』プログラミングディレクターの矢田部吉彦、リリー・フランキー、ギュウゾウ(電撃ネットワーク)が各日にゲスト出演する。なおイベント会場では、渋川の地元である群馬の地酒「船尾瀧」が来場者に提供される。