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ドライバー決定遅れるマクラーレンに、「早く決断を」とバトン

2014年12月05日 08:10  AUTOSPORT web

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2014年ブラジルGP ジェンソン・バトン(マクラーレン)
ジェンソン・バトンは、自分との契約を延長するのかどうかマクラーレンが早く結論を出してくれることを望むと語った。マクラーレンは4日に役員会を開いたものの、2015年のドライバーラインナップについて合意に至らなかった。

 マクラーレンは4日の役員会で来年のドライバーについて最終的な協議を行った後に結論を出すものと思われていた。マクラーレンはすでにフェルナンド・アロンソと契約を結んでいるとみられ、彼のチームメイトとして2014年のレースドライバーを務めたバトンとケビン・マグヌッセンのどちらが選ばれるかに注目が集まっている。

 しかしこの日の役員会終了後、チームのスポークスマンは、来年のドライバーラインナップについての決定は下されなかったと発表した。

 役員会当日、バトンとマグヌッセンはエディンバラでマクラーレンのスポンサー、ジョニー・ウォーカーのプロモーションイベントに出席していた。

「不安な気持ちは全くない。何が起きたとしても、来年は素晴らしい年を送れるだろう」とバトンはPress Associationに対してコメントしている。

「マクラーレンでエキサイティングなチームメイトと一緒にF1で戦うことになっても、他のどこかで活動することになっても、いずれにしても新しいチャレンジがとても楽しみだ」

「だから問題ないけれど、結論を下してほしい。皆そうだと思うが、決定を聞きたいんだ。そうすればどういう道にしてもそれに向けて進むことができる」

 マクラーレンの決定が遅れれば、バトンはそれを待たずにスポーツカーなど他の分野への転向を決める可能性もあると考えられている。