マクラーレンの役員会で2015年ドライバーラインナップについての協議が行われたものの、最終的に合意に至らず、ジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンの将来が決定するのがさらに遅れることとなった。
マクラーレンはホンダのパワーユニットにスイッチする来季に向けてすでにフェルナンド・アロンソと契約を結んだものと考えられているが、彼のチームメイトとして今年のレースドライバーのバトンとマグヌッセンのどちらを選ぶかを決めかねている。
最終戦アブダビGPでグループCEOのロン・デニスは、役員会で話し合って結論を出すと述べており、その役員会が4日に開かれたため、どのような決定が出るのか、強い関心が集まっていた。
しかし役員会の後、チームのスポークスマンは、2015年のドライバーに関して合意に至らなかったと発表した。
「今日の役員会は終了したが、2015年のドライバーラインナップに関する決定はなされなかった」とスポークスマンは述べている。
すでに何週間も議論を続けているため、それぞれのドライバーについて、契約を延長するメリット、デメリットは十分把握されているはずであり、決定の遅れには商業的な要素が絡んでいるとの推測もなされている。