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オフィスでできる冷えとりプチアイデア

2014年12月04日 00:03  オズモール

オズモール

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立ちっぱなし、座りっぱなしで、手足が冷える…。そんな女性も多いはず。オフィスでの過ごし方やブレイクタイムのひと工夫で血行をよくし、冷えを改善する方法を紹介。 国際中医師であり中医アロマセラピストの有藤文香さんによると「冷えは運動不足が原因のひとつ。体の熱は運動で筋肉を動かすことで生み出されるので、日常の運動量を増やして冷えにアプローチしましょう」とのこと。 ジムへ行ったり、ランニングをしたりときちんと運動する時間がなくても、オフィスでの過ごし方次第で運動量は変わってくるもの。オフィスでは以下のような行動をはじめとして、こまめに動くようにしよう。 ・ランチは外に行く ・エレベーターはやめて階段を使う ・片付けの時間を作り、運動代わりに掃除する ・トイレで簡単なストレッチやツボ押しをする 「運動を心がけること以外に、体を温めることも大切。特に内くるぶしから指4本上あたりのすねの後ろのくぼみにある“三陰交(さんいんこう)”は冷え症や月経不順など女性の悩み解消に効果があるといわれるツボ。冷やさないようにレッグウォーマーなどで温めるようにしましょう」(同)。 また、デスクで飲むドリンクにひと工夫するのも冷えとりにいいそう。 「ショウガは中国の医学書にも“寒冷腹痛を止める”“中を温める”という薬効が記述されている、冷えを改善するための漢方薬。特に乾燥ショウガはショウガオールという成分を含み、体を温める効果が高いのです。冷え症を改善するなら、生ショウガより、乾燥したものの方がおすすめ。乾燥ショウガは生のショウガをスライスして1日天日干しするか、室内で1週間程度乾燥させれば完成。スープや紅茶に入れるだけで、飲んでいるそばからポカポカ感が実感できます。ショウガの摂取量は、1日10gが目安。スライスなら6枚程度です。顔や足が火照る、肌の乾燥が気になる、イライラしやすいなどの症状が気になる人は症状が悪化することがあるので、食べ過ぎに注意しましょう」(同)。 体を温めて血流を良くすることを意識し、生活の中で小さい工夫を積み重ねるのが冷え撃退の近道。日中のちょこちょこ動きとショウガパワーを取り入れて、ポカポカ体質を手に入れよう! 有藤文香中医アロマセラピスト、薬剤師、国際中医師、国際中医薬膳管理師、株式会社Xiang代表。製薬会社MRとなった後、英国に留学しアロマ代替医療を学ぶ。帰国後、漢方医学と西洋の代替医療であるアロマセラピーを合わせた「中医学で見立てて、アロマで施術する」という「中医アロマセラピー」という新境地を開く。現在は中医アロマ・漢方・薬膳スクールのサロンを運営するほか、メディアでの執筆など幅広く活動。著書『中医アロマセラピー 家庭の医学書』(池田書店)、『はじめての中医アロマセラピー』(池田書店)、『中医アロマで美しく歳を重ねる (陰陽五行の知恵から学ぶ「美の処方箋」)』(世界文化社)。有藤文香が主宰するサロン『Xiang(シャン)中医アロマ&漢方サロン』が東京・恵比寿に移転オープン! 中医アロマセラピーの施術が受けられるほか、冷え性や月経不順、不妊症などの漢方相談も可能。外側から中医アロマセラピーで、内側から漢方薬でケアし、美しく健康になれるサロン。3日間で習得できる中医アロマのコースや薬膳・漢方が学べるスクールも併設。【オズモール】