苦労して本を書き上げた著者たちにとっては、「読まれないまま積まれ、ほこりをかぶった本」なんて、一番見たくない光景だろう。
光センサー、ミニコンピューター内蔵の“スマートしおり” ブラジルの大手出版社「Penguin-Companhia」では、放置していた本を思い出して読んでもらおうと、「Tweet For a Read」というキャンペーンを実施。
「Tweet For a Read」はいわば“スマートしおり”。見た目は立派な本のしおり、という感じだが、内部には光センサー、タイマー、wifi通信するミニコンピューターを搭載している。
著者からリマインダーのツイートが届く 光センサーは本が閉じられた瞬間を検知し、タイマーは最後に本が閉じられてからどれくらいの間、本がそのままの状態であるのかを計測する。もし、1週間がたっても放置されたままであったなら、Twitterの著者アカウントからツイートが送られてくる。