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ベッテル、レッドブルを訪れ仲間たちに別れ。「最高のチームだった」

2014年12月03日 09:00  AUTOSPORT web

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セバスチャン・ベッテル、レッドブルに別れを告げる
セバスチャン・ベッテルがレッドブル・レーシングのファクトリーを訪れ、6年を過ごしたチームに正式に別れを告げた。

 ベッテルはレッドブルで2010年から2013年に4年連続タイトル獲得という偉業を成し遂げた後、来年フェラーリに移籍することを決めた。

 ファクトリーを訪れたベッテルは、チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーやテクニカルチーフ、エイドリアン・ニューエイらから、2分の1モデルの“ブル”など、さまざまなプレゼントを受け取った。ホーナーは、ベッテルにタイトル獲得マシンを贈る計画もあるが、実現するのはもっとずっと先になると述べた。「マラネロで走られては困るからね」とホーナーは冗談を言った。

 チームメンバーと会い、サインを行うなどした後、ベッテルは、レッドブルでのキャリアがついに終わることになり、胸がいっぱいだと語った。

「この6年は信じられないほど素晴らしい日々だった」とベッテル。

「僕らが達成した成果、成し遂げた仕事、深い情熱や努力は永遠に僕の心に残るだろう」

「皆さん、本当に本当にありがとう。僕らが他よりいいクルマを作れたのは、他よりいいチームだったからだ」

「いくら感謝の言葉を述べても、この気持ちを表し切れない」

 ベッテルは先週末からフェラーリドライバーとしての仕事をスタートしている。