WEC世界耐久選手権のLM-GTEクラスなどで活躍するAFコルセは、来年1月に開催されるユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)の開幕戦デイトナ24時間にLM-GTE車両で初参戦する見込みだ。
フェラーリのワークス格チームとしてWEC世界耐久選手権のLM-GTEクラスを戦っているAFコルセ。WEC以外でも、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)やブランパン耐久シリーズなどにもフェラーリを投入している。
そんなAFコルセは、来年1月24日~25日にかけて行われるデイトナ24時間のGTLMクラスに参戦する計画だ。チームボスのアマト・フェラーリは次のように語る。
「我々にはGTEでマシンを走らせるというクライアントとの契約があるんだ」
「全員がプロではないが良いドライバーラインナップになるよ。良い仕事をして、表彰台に登ってくれるはずだ」
ラインナップされているドライバーの名は明かさなかったアマトだが、少なくともひとりはワークスドライバーを起用するのだという。またチームは、AFコルセとしてGTDクラスにもフェラーリを参戦させる予定だ。
なおAFコルセは今季、LM-GTEプロクラスのチームタイトルとLM-GTEのドライバーズタイトルを決めているほか、フェラーリのマニュファクチャラーズタイトルも獲得。ディフェンディングチャンピオンとして来季もWECに参戦する計画だが、15年のドライバーラインナップは現在のところ明かされていない。ただ、今季からの変更はないのではないかと見られている。