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ケータハム、今も売却交渉中。「最終戦出場によって存続の可能性開けた」

2014年12月02日 08:40  AUTOSPORT web

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2014 F1第19戦アブダビGP 決勝 小林可夢偉(ケータハム)
ケータハムF1チームの管財人が、チームを存続させるために最終戦アブダビGPに出場するという判断は正解だったと語った。

 11月にケータハムとマルシャは破綻、管財人の管理下に入った。マルシャは完全に活動を終了し、資材が競売にかけられることが決まっているが、ケータハムはクラウドファンディングによって資金を集めてアブダビに出場、今も新オーナー候補との交渉を続けている。

 管財人で現在チームを代表する立場のフィンバー・オコネル氏は、ケータハムがアブダビで走ることによってオーナー候補との本格的な交渉にこぎつけることができたと述べた。

「非常に真剣に検討している候補と現在話をしている。アブダビに行かなければ彼らと交渉することにはならなかっただろう」とオコネル氏。

「(アブダビGPに出場するという)我々の行動は正しかったということだ」
「(出場するという)アイデアは大きな成功を収めた。これにより強い関心が集まり、いい効果があった。望んでいた成果があった」