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取引先の忘年会でやるべきこと&NGなこと

2014年12月02日 00:02  オズモール

オズモール

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いよいよ忘年会シーズン到来。「飲み会でのコミュニケーションは苦手…」なんて思っていても、仕事においてお酒の場での交流も重要視されているのが現実。特に取引先から招待された忘年会となると、断るのは難しいもの。どうやって乗り切ったらいい? 「仕事関連の飲み会の場をうまく乗り切るには“事前の情報収集”につきます」 こうアドバイスするのは、人材育成やスキルアップのセミナー講師などで活躍する新井淳子さん。 「例えばデートを想像してみてください。彼とどこに行こうか、なにを一緒に食べようかと計画する際に、事前に彼の好きな場所や好きな食べものをリサーチしておくと、デートが盛り上がりますよね。同様に、取引先の担当者の好きな食べものや好きな話題について上司や先輩に事前に聞いておくと、飲みの場が盛り上がりますよ」(同) リサーチした取引先担当者の好きな食べもののなかに、自分の好きな食べものもあったら、飲みの席で「●●さんこれお好きなんですか? 私も大好きなんです!」などと言ってそれを注文すると、盛り上がること間違いなし。それが大好物ではなくても、まあまあ好きなら少し盛って「私も大好物です!」と言い切ってOK! 「人は自分と好みが一緒の相手とは一体感を感じやすいものです。さらなる上級テクとしては、取引先担当者と上司の共通の好みを調べておいて、飲みの席で『うちの上司もそれが大好物なんですよ!』と、2人を好物で結びつけてあげるとさらに効果的です」(同) では逆に、飲み会でのコミュニケーションでやってはいけないことってなに? 「自分がいちばんしゃべってしまうのはNGです。盛り上げたい一心だったとしても、上司も取引先も差し置いて自分ばかりしゃべっていると、『出しゃばっている』と評価ダウンにつながってしまいます。もうひとつ、相手より早いペースで飲むことも避けましょう。お酒の場では、自分と飲むペースが同じ相手に対して、安心感を持つものです。逆に言えば、自分より早いペースでお酒を飲んでいる人には、あまり心を開けなくなるのです」(同) 相手の好みをしっかり押さえて、相手のペースに合わせて飲む。これだけできていれば、取引先との忘年会はきっとうまくいくはず! 新井淳子オフィスフローラン代表。日本プレゼンテーション協会認定講師、社会保険労務士。職場の課題発掘と人材育成、モチベーションアップなどを図るコンサルティングやセミナー開催などを行い、スキルアップのサポート役として多方面で活躍中。 【オズモール】