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フェラーリ、レースエンジニアも再配置

2014年12月01日 23:01  AUTOSPORT web

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キミ・ライコネンとレースエンジニアのアントニオ・スパニョーロ
来シーズン、フェラーリは、キミ・ライコネンのレースエンジニアに、元マルシャF1のデイブ・グリーンウッドを起用する見込みだ。

 イギリス人のグリーンウッドは、最近までチーフエンジニアとして所属していたマルシャのチーム解散に伴ってすぐにマラネロ入りを果たすと、先週のアブダビテストではさっそくフェラーリでの初仕事をこなしている。

 彼の2015年のポジションは正式にアナウンスされていないが、彼はアントニオ・スパニョーロからライコネンのレースエンジニアのポジションを引き継ぐとみられている。イタリア人のスパニョーロはファクトリー勤務になるという。

 ライコネンは元々、イギリス人のエンジニアとうまくやることで知られており、苦戦が続いた2014年は、シーズン半ばにテストチームエンジニアだったイギリス人のデイビッド・ロイドをエンジニアグループの主に無線の調整役として迎えている。
 また、来年から新たにチームメイトとなるセバスチャン・ベッテルは、以前トロロッソ時代に共に働いた経験があるリカルド・アダミと組むことが確認されている。

 一方、マラネロを去るフェルナンド・アロンソ担当のレースエンジニア、アンドレア・ステラは、アロンソと共にマクラーレン・ホンダへ移籍するとみられている。
 彼は、初めこそレースエンジニアとして加入するものの、長期的にはウォーキングを拠点とするチームでより幅広い役割を与えられるという。