来シーズン、フェラーリは、キミ・ライコネンのレースエンジニアに、元マルシャF1のデイブ・グリーンウッドを起用する見込みだ。
イギリス人のグリーンウッドは、最近までチーフエンジニアとして所属していたマルシャのチーム解散に伴ってすぐにマラネロ入りを果たすと、先週のアブダビテストではさっそくフェラーリでの初仕事をこなしている。
彼の2015年のポジションは正式にアナウンスされていないが、彼はアントニオ・スパニョーロからライコネンのレースエンジニアのポジションを引き継ぐとみられている。イタリア人のスパニョーロはファクトリー勤務になるという。
ライコネンは元々、イギリス人のエンジニアとうまくやることで知られており、苦戦が続いた2014年は、シーズン半ばにテストチームエンジニアだったイギリス人のデイビッド・ロイドをエンジニアグループの主に無線の調整役として迎えている。
また、来年から新たにチームメイトとなるセバスチャン・ベッテルは、以前トロロッソ時代に共に働いた経験があるリカルド・アダミと組むことが確認されている。
一方、マラネロを去るフェルナンド・アロンソ担当のレースエンジニア、アンドレア・ステラは、アロンソと共にマクラーレン・ホンダへ移籍するとみられている。
彼は、初めこそレースエンジニアとして加入するものの、長期的にはウォーキングを拠点とするチームでより幅広い役割を与えられるという。