29日、セバスチャン・ベッテルが、跳ね馬のテストコースであるフィオラノで、フェラーリF1マシンを初めてテストドライブした。
最終戦アブダビを最後にレッドブルを離脱したベッテルは、来シーズンからフェルナンド・アロンソに代わって新たにフェラーリをドライブする。彼は、レッドブルとの契約終了の翌日となる29日に、フィオラノで2012年型マシンのF2012を走らせた。
この日、ベッテルは、スポンサーロゴの入ったまっさらな白いヘルメットに、赤い色で「il mio primo giorno in Ferrari(私のフェラーリ最初の日)」という文字を日付とともに刻印。レーシングスーツはノーマルなものを使用した。
また、彼がドライブしたF2012には、ベッテルが来年使用するパーマネントナンバーの「5」がつけられていたが、2012年にこのマシンで最終戦までチャンピオン争いを繰り広げた宿敵アロンソのカーナンバーと偶然にも一致するものだった。