「百合文化」の特集記事が、本日11月27日発売の『ユリイカ 2014年12月号』に掲載されている。
同特集は、女性の同性愛や、女性同士の恋愛に似た友愛、憧れの感情などを指す「百合」にフォーカス。『マリア様がみてる』の原作者である今野緒雪へのインタビューをはじめ、吉屋信子や氷室冴子、多和田葉子、宮本百合子らの小説作品を題材として取り上げる。さらにインタビューには漫画家の月子、天野しゅにんた、脚本家の綾奈ゆにこらが登場しているほか、アメリカの百合振興団体「Yuricon」代表のエリカ・フリードマンが寄稿するなど、漫画やアニメ、歴史、映画、レズビアンカルチャーとの関係性といった様々な視点から「百合文化」を紐解いていく。なお、表紙には志村貴子の描き下ろしイラストが使用されている。