GP2チャンピオンのジョリオン・パーマーは、アブダビF1合同テストでフォース・インディアのマシンに乗ったことで、来年F1における何らかの役割を得られることを期待している。フォース・インディアのリザーブドライバーの座は強く希望する選択肢のひとつであると、彼は述べた。
元F1ドライバーであるジョナサン・パーマーの息子で、イギリス出身23歳のジョリオンは、GP2参戦4年目の今年、タイトル獲得を達成した。
パーマーは、アブダビテスト初日にフォース・インディアのマシンで走行、エンジントラブルに見舞われたものの、メルセデスのニコ・ロズベルグからわずか0.004秒差のタイムで最終的に10人中4番手となった。
パーマーは今回のテストでのパフォーマンスが、F1レースドライバーあるいはリザーブドライバーのシート獲得につながることを願っている。フォース・インディアはリザーブドライバーをレースドライバーに昇格することが多いため、同チームのリザーブの座をつかめれば自分にとって大きなチャンスになると、パーマーは考えている。
「あまり走れなかったが、自分自身のパフォーマンスに満足している。彼ら(フォース・インディア)も満足してくれているといいね」とパーマー。
「フォース・インディアは若手ドライバーにチャンスを与える方針を持っている」
「このチームでその役割に就ければ嬉しい。ポール・ディ・レスタはFP1で走行した後、昇格した」
「(テストで走るなら)ドライバーにチャンスをくれるチームで走りたかった。フォース・インディアはまさにそうだし、選択肢のひとつだ。ただ、たくさんの要素を見ていく必要はある」