トップへ

ウイリアムズ、レッドブルからのウイング違反の指摘に反論

2014年11月28日 12:11  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2014年アブダビGP フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)
ウイリアムズのヘッド・オブ・ビークルパフォーマンス、ロブ・スメドレーが、すべてのF1チームがフロントウイングのデザインに関して規則の範囲内で最大限のアドバンテージを得ようとしているのは確かだが、ウイリアムズのウイングに違法の可能性があるというレッドブルの指摘は誤りであると述べた。

 レッドブル・レーシングはアブダビGP予選後にウイングのたわみのテストで規則違反と判断され、予選結果から除外された。その後、チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーは、チームが行きすぎたことは認めたものの、ウイリアムズなど他のチームのフロントウイングも過度にたわんでいたと発言した。


 スメドレーはウイリアムズのウイングはFIAの検査に合格しており、規則に完全に従っていると認められたと述べた。

「FIAはフロントウイングのフラップについて大量にテストを行っており、我々のウイングはそれにパスした。規則に従ったものであると判断されたのだ」とスメドレー。

「週末の間、FIAと話をし、彼らは我々のデザインは規則に違反していないとして満足してくれた」
「他のチームに関して私は何も言うつもりはないが、我々のマシンが規則に従ったものであることは確かだ」


 どのチームもウイングの規則を最大限に活用することに力を注いでいることは、スメドレーも認めている。

「すべてのチームがアグレッシブに対処しているというホーナーの発言は正しい。だが、どこまで攻めるかが問題だ」とスメドレーは言う。

「レギュレーションが存在し、第3条15に可動空力デバイスを使用してはならないとはっきりと規定されている」