2012年のGP2チャンピオンで、昨年はロータスのサードドライバーを務めていたダビデ・バルセッキが、シュミット・ピーターソン・モータースポーツからインディカーのテストに参加することになった。
イタリア出身で現在27歳のバルセッキは、12年にGP2でシリーズチャンピオンを獲得。13年はロータスのリザーブドライバーを務め、今季はGTオープンシリーズでランボルギーニをドライブしていた。
そんなバルセッキは、来月16日にセブリングで行われるインディカーのテストで、シュミット・ピーターソンのマシンをドライブすることに。来季からこのチームに移籍するジェームズ・ヒンチクリフとともにテストに臨むこととなる。
なお現在、バルセッキと同様に、ヨーロッパでキャリアを重ねた若手ドライバーたちがインディカーにアプローチしている。すでにインディカーにもスポット参戦しており、GP2での経験も豊富なルカ・フィリッピは長らくフル参戦を模索しているほか、GP2やフォーミュラEに参戦しているダニエル・アプトも先月アンドレッティ・オートスポートからインディカーをテスト。また、13年のGP2でランキング2位を獲得し、今季はWEC世界耐久選手権に参戦したほかフォーミュラE第2戦で優勝を飾ったサム・バードもインディカー参戦を目指していると見られている。