全日本選手権スーパーフォーミュラに参戦しているTEAM無限は、12月10日~11日に岡山国際サーキットで開催されるルーキーテストで、2013年GP2チャンピオンのファビオ・ライマーを起用すると発表した。
13年に山本尚貴がSF王座を獲得したTEAM無限は、新シャシーのダラーラSF14が導入され、エンジンも新たに2リッター直4直噴ターボエンジンとなった今季、山本と中山友貴をドライバーに起用。第5戦オートポリス、第6戦SUGOでは山本が連続ポールポジションを獲得していた。
今回、チームが岡山のルーキーテストで起用することになったライマーは、スイス出身で現在25歳。10年からGP2シリーズを戦い、昨年3勝を挙げてシリーズチャンピオンを獲得。今シーズンはレベリオン・レーシングからWEC世界耐久選手権のLMP1-Lクラスに参戦するとともに、フォーミュラEではアムリン・アグリのリザーブドライバーも務めている。
10日~11日に開催されるルーキーテストは、規定により現役スーパーフォーミュラ参戦ドライバーはテストに参加することはできない。そのためライマーがすぐにTEAM無限のシートを得るという訳ではないが、GP2王者がSF14をどう操り、どんな感想を残すのか楽しみなところだ。
なお、この岡山テストにはライマーの他にも、楽しみな若手ドライバーや“大物”ドライバーの参加が噂されている。