12月12日から全国で公開されるデヴィッド・フィンチャー監督の映画『ゴーン・ガール』から新たな予告編が公開された。
ギリアン・フリンの同名小説を原作にした同作。結婚5周年の記念日に妻のエイミーが突如姿を消したことをきっかけに、主人公のニックに疑いの目が向けられ、やがて暴走するメディアによって2人の隠された素性が明らかになっていく様を描く。不自然な行動を取ったことで人々から疑念を抱かれるニック役をベン・アフレック、エイミー役をロザムンド・パイクが演じる。
公開された予告編映像では、ニックとエイミーの結婚生活が徐々に破綻していく様子や、メディア、警察に追いつめられるニックの姿に加え、エイミーが「殺される」と日記に記していたことや、銃を求めていたことなどが明らかになっている。さらに、下着やカッター、燃え残った日記の一部といった事件の証拠となる品々の写真もあわせて公開された。またエイミーの目撃情報を求めるウェブサイト「FINDAMAZINGAMY.COM」も実際に公開されている。
なお、ベン・アフレックは同作の出演について「現在の監督の中でも、最も優れた監督の一人だと思うから、デヴィッド・フィンチャーと一緒に組むチャンスは夢のようだった。ゾクゾクしたよ。もしまたこんな機会に恵まれたら、何度でも引き受けると思うよ」とコメント。ロザムンド・パイクも「俳優としてのキャリアは『フィンチャー以前』『フィンチャー以後』で演技が分かれると思うの」と明かしている。