世界には靴を買うことができず、裸足で歩く人がたくさん存在する。
そんな人でも買える靴を生み出そうと、ニューヨークの美術学校「Pratt Institute」に通うHaratio Yuxin Hanさんと Kevin Crowleyさんが、「Unifold」という靴を発表した。
一見するとシンプルな靴だが、その製造工程は従来の靴と大きく異なる。
通常、靴の製造には、型抜き・縫製・接着などの複雑な技術が必要になるが、Unifoldは、決められた型に合わせて1枚のゴム素材をカットするだけ。
あとは履く人自身が、それを折り紙のように組み立てて完成させるという革新的なプロダクトなのだ。
デザインは今のところ2種類。
プロジェクトのコンセプトを見ると、デザイン性は二の次になりそうに思えてしまうが、シンプルながら洗練せれたルックスも自慢だ。
このプロダクトが商業化されれば、靴の価格を大幅に抑えることができる。
しかも、ゴム板は重ねて収容できるので、大量ストック・大量輸送も可能。
UNIFOLDは、世界を足元から豊かにする、大きな役割を担っているかもしれない。
behance
https://www.behance.net/gallery/8494751/UNifold
・靴(まとめ)