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『Born on The Circuit.』。レクサスRC FのCMにスーパーGT500車両が登場

2014年11月25日 15:20  AUTOSPORT web

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今季GT500クラスに参戦した6台のレクサスRC F
今季、スーパーGT500クラスにはDTMドイツツーリングカー選手権と車両規定を統一化した新規定車両が導入され、ニッサン、ホンダとともにレクサスもニューマシン、RC Fを投入した。そのRC Fは市販車が10月23日に発表されたが、そのCMイメージにはGT500マシンが積極的に活用されている。

 レクサスRC Fは、同日に発売されたレクサスRCのハイパフォーマンス&プレミアムスポーツバージョン。アグレッシブな意匠とサーキット走行を可能にする性能をもち、“F”のスポーツイメージを牽引するモデルと位置づけられている。

 発売時、レクサスはRC Fについて「レクサスの想いである『お客様の期待を超える驚きと感動を提供し続ける』ことを実現するために、レクサス・レーシングのベース車をRC Fに集約し、“F”のイメージを高めていく」としており、モータースポーツ活動を牽引する存在として位置づけていた。

 23日の発売以降、レクサスはRC FのCM展開を盛んに行っているが、レクサスの発表どおり、スーパーGTが積極的に活用されている。21日の新聞広告には、GT500クラスで今季ランキング最上位だったKeePer TOM'S RC Fがメインカットとなり、RC Fの市販車と重なるイメージを演出している。また、テレビCMでは5台のGT500マシンが登場し、『Born on The Circuit.』と銘打った市販のRC Fのパフォーマンスと重ね合わせている。

 こういったハイパフォーマンスカーのCMにレーシングカーが登場するのは、DTMに参戦するドイツメーカーでは多く活用されてきた手法だが、スーパーGTでもこういった活動が展開されるのはモータースポーツファンにとっても嬉しいところ。今季、レクサスは新規定導入とともにブランドイメージを高める場としてスーパーGTを大きく活用しており、今後もその展開に注目が集まっている。